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地元スター育てたい…ロッテの将来見据える福浦&サブローの強い思い

中学生にキャッチボールを指導するサブロー(右)中央は千葉幕張ボーイズ・楠井監督

 中学硬式野球の「千葉幕張ボーイズ」というチームがある。創立1年。オーナーはロッテの福浦、サブローの両ベテランだ。サブローは言う。「千葉からロッテのスーパースター選手を出したい」。将来ロッテに入って活躍する地元出身選手を輩出するという大きな目標がある。

 監督は国学院久我山、木更津中央、江の川を率いて春夏通算6度の甲子園出場を果たした実績を持つ楠井克治氏。「高校野球でも県外の高校に出る子もいるけど、地元の選手で戦った方がいいという思いもあった」とチームの理念に共感し、監督を引き受けたという。

 上のステージを意識し、練習から公式戦まで木製バットを使用する。楠井監督は「木のバットではインサイドアウトで内側からバットを出さないと打てない。その技術がないと大学やプロに進んだときに難しい」と話した。キャッチボールではボールの回転から意識し、トス打撃でもバットコントロールの基本を徹底指導する。

 だが、決して野球エリートを育てるのが目的ではない。指揮官は「義務教育なので勉強があってスポーツがある。勉強をおろそかにしてはいけない。野球だけやってもダメだとよく言っています」。高校野球指導者時代に対戦した愛工大名電のイチロー(現・マーリンズ)は「この子は東大に行くかプロ野球選手になるか」と紹介された。野球以外のことに取り組む姿勢も素晴らしいのがスーパースターだという信念がある。楠井監督が子どもたちに伝えたいのは「野球のレギュラーではなく、社会人のレギュラーを目指せ」。立派な社会人を育てたいという強い思いがある。

 福浦はプロ23年目、サブローは22年目。ともに今季は2軍スタートとなった。長いシーズンを戦う上でベテランの力、経験が必要になることは言うまでもないが、それだけではなく、今後は後輩を育てる立場にもなってくる。ロッテの将来を見据えて中学生チームを立ち上げた両ベテランの思いは並大抵のものではない。(記者コラム・渡辺剛太)

[ 2016年3月31日 09:00 ]

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