【槙原寛己の視点】これぞコリジョンルール 今年は“忍者”増える

[ 2016年3月31日 10:00 ]

<D・巨>7回1死二、三塁、内野ゴロの間に三走のロペスが捕手・小林誠のタッチをかいくぐり生還(1)
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セ・リーグ DeNA6―3巨人

(3月30日 横浜)
 これぞコリジョンルール野球だ。ロペスの忍者ホームインで1点を追加して、押せ押せの7回1死一、三塁。一塁走者の倉本が走る。早く次のアウトがほしい小林誠が二塁へ送球した瞬間、三塁走者の筒香が完璧なスタート。送球を受けた坂本は一瞬ホームに目をやって返球を諦めた。捕手がブロックしなければ絶対に殺せないタイミング。新ルールではこのケース、捕手は二塁へ投げたらまずやられる。投手へ返すか擬投しかない。これで3点差。9回、1人走者を出してギャレット、クルーズを迎えても怖くない。一発が出てもまだリード。試合を決定づける1点だった。

 ロペスの生還も、従来のように捕手が腰を落としてブロックしていれば完全にアウト。ホームを空け、腰が浮いた状態で返球を捕らなきゃいけないから一度タッチにいくと体勢が崩れる。そこから走者のトリッキーな動きに対応するのは難しいのだ。今年はこういった走塁が増える。忍者がたくさん現れるような気がする。

 ▼巨人・小林誠(7回の本塁クロスプレーについて)練習からああいうプレーをされたら嫌だなという思いはあった。ミットを出していたので、タッチしにいこうとしたけどいけなかった。うまい走塁をされてしまった。

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