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カブスもマエケン獲り参戦!3年越しの恋人、ポスティングなら争奪戦に

王氏の名前が記されたフェンスの前を笑顔でランニングする前田健

 大リーグのゼネラルマネジャー(GM)会議が9日(日本時間10日)に始まり、今オフにポスティング・システムで大リーグ挑戦の可能性がある広島・前田健太投手(27)について、カブスが争奪戦に名乗りを上げた。ジェド・ホイヤーGM(41)が補強リストにあることを認めた。同システムを申請すればダイヤモンドバックスなど複数球団による争奪戦は必至。メジャーの熱視線が注がれる中、国際大会「プレミア12」に出場中の前田健は侍ジャパンのエースとして、11日に予選ラウンドのメキシコ戦に先発する。

 ジェド・ホイヤーGMは前田健獲得への熱意を隠そうとはしなかった。「詳細について言える段階ではないが、日々、我々の中で獲得への議論を深めている選手だ」。全球団のGMが一堂に会した会議初日。獲得リストに前田健の名前があることを本紙の取材にはっきりと認めた。

 今季7年ぶりにプレーオフに進み、ナ・リーグ優勝決定シリーズで敗退したカブスにとって、今オフ最大の懸案は先発投手の補強。アリエッタ、レスターの二枚看板は強力だが、3番手以下とは実力差が大きい。ただ、FA市場のプライス(前ブルージェイズ)、グリンキー(前ドジャース)ら大物は獲得に総額1億5000万ドル(約184億5000万円)以上の巨額資金が必要でそこまでの予算はない。契約額として予想されるポスティング・システムの譲渡金の上限2000万ドルと5年総額6000万ドル、合わせて8000万ドル(約98億4000万円)前後で契約が見込める前田健に白羽の矢を立てた。

 編成部門トップに君臨するセオ・エプスタイン編成本部長は13年のWBCを視察。その時から「田中と前田健は本当に素晴らしい選手だ。ポスティングではいつになるか分からないが、これからも注視していきたい」とほれ込んだ。田中には6年総額1億2000万ドル(当時約126億円)を用意したが、1億5500万ドル(同162億円)を積んだヤンキースに敗退。前田健も当時から3年越しの恋人で、スカウティングを進めてきた。

 プレミア12に出場しているためポスティング・システム申請の結論は、同大会後の今月下旬へと持ち越されているが、申請されればすぐにでも動く構えだ。同じく先発投手補強が必要なダイヤモンドバックスは、1年前のGM会議でデーブ・スチュワートGMが「ポスティングされれば必ず獲得に乗り出す」と宣言済み。FAや引退などで先発投手の多くが抜けるブルージェイズとジャイアンツ、さらに日本市場開拓に本腰のパドレスなども加わり、争奪戦となるのは間違いない。

 プレミア12が行われている台湾にはカブス、ダイヤモンドバックスなど、メジャー15球団以上のスカウトが集結しており、先発するきょう11日の予選ラウンド・メキシコ戦にも熱視線が注がれる。世界との戦いの先で、世界最高峰の舞台がラブコールを送り続けている。

 ▽ポスティング・システム 海外FA資格取得前に大リーグに移籍できる制度。13年12月に現行制度に改正され、日本球団が譲渡金(上限2000万ドル=約24億6000万円)を設定し、その額を支払う意思のある全ての大リーグ球団が選手と交渉できる。11月1日から翌年2月1日まで申請可能で交渉期間は申請翌日から30日間。交渉期間内に契約できなかった場合、翌年の11月1日まで再申請や譲渡金の変更はできない。

[ 2015年11月11日 05:30 ]

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