巨人・高木京が新球スプリット初披露 大田から三振奪う

[ 2015年11月11日 00:27 ]

 巨人・高木京が10日、宮崎市のサンマリン宮崎でシート打撃に登板し、新球「スプリット」を初披露した。寺内、辻、中井、大田、鬼屋敷の打者計5人を無安打に封じ込め、大田は3ボール2ストライクからそのスプリットで空振り三振を奪うなど、首脳陣に猛アピールした。

 追い込んでから空振りを奪う「ウイニングショット」を得るため、今年のシーズン中からブルペンで密かに練習を重ねていた。イメージは「鋭く落ちて、徹底して低めにいく田中将大投手(ヤンキース)のスプリット」だという。初めての試投ながら有効に使い「あまり浮かずに低めのワンバウンドという感じで投げられた。来季はこれを武器にして戦っていきたい」と力を込めた。

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2015年11月11日のニュース