大阪桐蔭の小さな大エース田中、いまだ自責ゼロ 西谷監督「さすが」

[ 2015年3月26日 14:00 ]

<大阪桐蔭・八戸学院光星>大阪桐蔭先発の田中

第87回選抜高校野球大会2回戦 大阪桐蔭4―1八戸学院光星

(3月26日 甲子園)
 史上5校目の夏春連覇を狙う大阪桐蔭(大阪)の左腕エース、田中誠也投手(3年)が8―0で完封勝利を飾った1回戦(21日)の東海大菅生(東京)戦に続いて、2回戦の八戸学院光星(青森)戦でも好投。チームを3年ぶりの8強入りへと導いた。

 初回、2死から四球で走者を出したが、すかさずけん制球で仕留めて「これで相手もスタートを切りづらくなる」と自分のペースに持ち込み、リズムに乗った。

 2試合連続完封まであと2回となった8回には味方の失策もあって2死一、二塁からタイムリーを浴び1点を失ったが、自責点はなく、今大会は2試合で18回を投げて防御率0・00。失点した8回以外は二塁すら踏ませない好投で9回を3安打に抑える圧巻の投球で、2メートル近い長身の先輩・藤浪晋太郎(現阪神)とは対照的に1メートル70の小柄だが、「完封した前回より自分の投球ができていた。緊張もしなかった」と度胸の良さも見せた。

 西谷浩一監督(45)も「相手の打者の低めに投げて、よく試合を作ってくれた。去年の経験者ということで、さすがというか、甲子園のマウンドを勉強して投げてくれている」と小さな大エースに全幅の信頼を寄せ、田中も「自分の良さである打たせて取る投球をができた。失点の後は抑えられたので良かった」とエースらしく冷静に振り返った。

 八戸学院光星とは12年の春夏決勝で対戦し、いずれも藤浪擁する大阪桐蔭が勝って優勝。八戸学院光星が雪辱を期して燃える一方で、西谷監督も「だからこそ負けたくないという強い気持ち」で試合に入ったという。ベスト8進出一番乗りで、夏春連覇にあと3勝。史上5校目の偉業へ視界が一気に開けた。

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