マー君 開幕投手決定的!29日OP戦登板・サバシアは“消滅”

[ 2015年3月26日 05:30 ]

練習中に笑顔を見せるヤンキース・田中(AP)

 ヤンキースの田中将大投手(26)が4月6日(日本時間7日)のブルージェイズ戦で開幕投手を務めることが24日(同25日)、決定的となった。田中とともに開幕投手候補のエース左腕CCサバシア投手(34)が28日(同29日)のオリオールズとのオープン戦に登板することが決まった。登板間隔を踏まえ、同投手の開幕投手は事実上消滅。これを受け、米メディアも一斉に報じた。田中はメジャー2年目で初、日本投手では4人目の大役を務める。

 ジョー・ジラルディ監督はこの日、開幕からの先発ローテーションについて「まだ流動的」と明言を避けたものの、田中とともに開幕投手候補のサバシアが28日のオープン戦に登板することを明らかにした。前回から中5日と間隔を空けたことで、4月6日の開幕戦を見据えた登板ではなくなった。サバシアが開幕戦で投げるためには、中4日→中3日、もしくは中8日となる。いずれも現実的ではないためだ。

 これを受け、スポーツ専門局ESPN(電子版)が「田中が開幕戦に登板へ」との見出しで報じるなど、米メディアは一斉に報道。昨年、右膝手術を受けたサバシアはオープン戦2試合で計4回2/3を6失点。一方、田中は2試合で計5回2/3を無失点。抜群の安定感を示していることも判断材料になった。オープン戦登板は次回が25日のメッツ戦。そこから中5日の間隔で31日ツインズ戦に投げ、再び中5日で開幕戦を迎える計算になる。

 日本人の開幕投手は野茂英雄(3度)、松坂大輔、黒田博樹に次ぐ4人目の栄誉。メジャー2年目で初の大役となる田中は「やはり特別なものだとは思います」と言った。その上で昨年は7月に右肘じん帯を部分断裂し、シーズン終盤までの2カ月半離脱しており「僕自身は去年、シーズン半分しか戦えていないので、フルシーズンを戦うということが最大の目標。開幕投手を絶対やりたいというのは今の時点ではない」と冷静に話した。

 開幕時の変則日程もプラスに働いた。ヤ軍は6日の開幕戦翌日は試合がない。先発を5人で回す場合、開幕投手だけが3試合目までいずれも中5日の登板が可能となる。首脳陣は田中が昨季右肘を痛めたことに配慮し、登板間隔を空ける意向を持っている。田中にとっても、理想的な開幕ローテーションとなる。

 「開幕投手は準備が整ったら指名する。より状態を見極めたい」とジラルディ監督。準備が整う日は田中の次回登板となる25日だ。3回60球がメドとなり、2年目右腕は「イニングと球数をしっかりクリアできるかどうか」と課題を挙げた。

 ≪日本投手4人目≫田中が開幕投手を務めれば、大リーグでの日本投手では野茂、松坂、黒田に次いで4人目。本拠地での開幕戦に登板したのは04年の野茂(当時ドジャース)だけで、その時は敗戦投手。08年の松坂(同レッドソックス)は東京ドームでの凱旋登板で、5回2失点で降板。救援した岡島が勝利投手となった。なお、この試合は対戦相手アスレチックスのホームゲーム扱いだった。

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