マー君、5回途中3失点で初黒星も…7奪三振、開幕投手へ前進

[ 2015年3月26日 05:08 ]

メッツとのオープン戦に先発し、4回2/3を4安打3失点だったヤンキース・田中(AP)

 開幕投手の期待がかかる米大リーグ、ヤンキースの田中将大投手(26)は25日(日本時間26日)、フロリダ州タンパで行われたメッツとのオープン戦に先発、4回2/3を投げて4安打3失点、7奪三振だった。試合は2―7で敗れ、田中に黒星がついた。

 オープン戦3度目の登板。初回、先頭打者に左翼線に二塁打を許し、盗塁と捕手の悪送球で1点を失った田中は4回には4番・メイベリーに左越えソロを被弾。甘く入ったカーブをとらえられた。5回には2死から二塁打を許して降板。2番手が2ランを浴びたため、失点は増えたものの、まずまず順調と言える仕上がりを見せた。田中は「一番、収穫のあった登板。過去の登板より試合で投げているなという感覚があった」と手応えを口にした。

 これまでのオープン戦2試合は計5回2/3を2安打無失点。この日はオープン戦初失点を喫したが、一方では7三振を奪い、投球数もほぼ予定通りの59球。うちストライクが46球で、ストライク率は78%とストライクゾーンでの勝負での内容の良い投球だったが「誤解されたくないけど、マイナーの選手が多かった。ボールが真ん中付近に集まっていた」とさらりとしたものだった。

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