広島24年ぶりVへ目玉は「スズキクマル」 12球団最年少23・3歳

[ 2015年3月26日 06:45 ]

気合十分にティー打撃を行う鈴木誠

 広島期待の1、2、3番トリオが“快幕”へ意気込んだ。出場選手登録が25日に公示され、3年目の鈴木誠が初の開幕1軍入りを正式に決めた。既に緒方監督は開幕1番の起用を公言。菊池、丸を合わせた1~3番は12球団の予想オーダーで最も若い。平均年齢23・3歳の上位3人が悲願の24年ぶり優勝を目指す2015年打線の目玉だ。

 感慨にひたらず表情を引き締めたのは鈴木誠だった。「ホッとすることはない。オープン戦で課題がいっぱい出た。開幕までに少しでも状態を上げたい」。開幕1番の重責にも「右翼を誰にも譲らないという気持ちでやってきた。もしも1番をやらしてもらえるなら、譲らないようにやりたい」と決意を込めた。

 後ろに控える先輩が心強い。「菊池さんと丸さんがいてくれるから楽な気持ちで打席へ入ることができる」。実際にオープン戦では菊池から「初球から打っていいぞ」と言われ、「見る」や「選ぶ」ことへの過剰な意識を消してくれた。15日のオリックス戦では初回初球に先頭打者弾。「自分のよさを出したい」。持ち前の積極性を本番でも貫く気概を示した。

 菊池は「僕もそうやって育ててもらった。何も考えずに思い切ってやればいい。僕も思い切ってやって“いま”がある」と背中を押し、丸も「誠也が塁に出なければキクが出る。キクも出なければ僕が出る。それが打線だから」と頼もしい。

 20歳の1番を25歳の2、3番が支える布陣は若手躍進の著しい近年の広島を象徴する。開幕で激突するヤクルト・小川には昨季3人で計17打数8安打。「3人で若さを出してハツラツと。打って走って元気よく―」。弾む声で菊池が誓った。

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