光星、内角攻めで初回3死球2失点 仲井監督「普通に攻めさせれば…」

[ 2015年3月26日 14:19 ]

<大阪桐蔭・八戸学院光星>八戸学院光星先発の中川
Photo By スポニチ

第87回選抜高校野球大会2回戦 八戸学院光星1―4大阪桐蔭

(3月26日 甲子園)
 八戸学院光星(青森)は大阪桐蔭(大阪)という分厚い壁に挑み、またしてもはね返された。

 12年春夏の決勝で対戦し、ともに敗れて準優勝。今度こそ、という思いで始まった1戦は、初回の守りで右腕エースの中川優(3年)が頭部死球を含む3死球を与える大乱調。いきなり2点を失う波乱の幕開けとなった。

 だが、その後、中川は見違えるように立ち直り、2回から6回までは1人の走者も出さないパーフェクト投球。7回には、先頭打者にソロ本塁打を浴びるなどして2点を失ったが、7回を最後に降板するまで強打の大阪桐蔭打線を4安打に抑えた。

 中川は九州学院(熊本)との1回戦(21日)で、1失点完投勝利。仲井宗基監督(44)は、大阪桐蔭対策として1回戦とは配球をガラリと変え、内角へ積極的に投げる投球を指示したが、「それが死球につながってしまった。普通に攻めさせていれば…」と悔やみ、「本来の投球をさせた方が良かったかな」と肩を落とした。

続きを表示

2015年3月26日のニュース