守備にミス 初勝利ならず…豊橋工・林監督「持てる力すべて出した」

[ 2015年3月26日 12:36 ]

<東海大四・豊橋工>7回2死満塁、東海大四・邵の飛球を豊橋工・二塁手鈴木(左)が落球する間に3人が生還。右翼手岡

第87回選抜高校野球第6日・1回戦 豊橋工0―3東海大四

(3月26日 甲子園)
 春夏通じて甲子園初出場となった豊橋工(愛知)は守備のミスに泣き、東海大四(北海道)に惜敗。聖地での初勝利とはならなかった。

 試合は投手戦となり、両校得点なく迎えた7回、2死満塁と豊橋工はピンチを招くと、東海大四の打席には4番の邵広基(そう・かんぎ)。しかし、邵は先発・森奎が投じた3球目のスライダーに力ないフライを打ち上げた。

 しかし、このセカンドとライトの間に上がった打球を二塁手・鈴木がグラブに当てて落球する走者一掃の適時失策。これが決勝点となり、9回を一人で投げ切り、6安打13奪三振という森奎の好投は報われなかった。

 「勝ち負けは別にして選手たちは良く頑張ってくれた。持てる力をすべて出してくれた」。まず林監督は選手をねぎらい、東海大四の先発・大沢に3安打で零封された打線については「勝負どころで攻め切れなかったことが敗因」と肩を落としていた。

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