阪神ゴメス一触即発 球審とにらみ合い…判定に不満?

[ 2015年3月22日 07:30 ]

<神・オ>9回無死、中飛に倒れたゴメス(左)は嶋田球審とにらみ合う

オープン戦 阪神2-2オリックス

(3月21日 京セラD)
 平凡なセンターフライのはずが、一触即発の微妙なムードにまで発展した。9回。中飛を打ち上げた阪神・ゴメスがベンチへ戻る直前、球審・嶋田とにらみ合ってしまった。慌ててマートンらが制止。両者を引き離して事なきを得たが、後味の悪さが残った。

 「審判がずっとこちらを見ていたので。どうしたの?と」

 試合後のゴメスは冷静だったが…。一方の球審は「ストライクの判定に不満があったんじゃないですか」と説明。両者の見解は見事なまでに食い違った。

 18日の練習試合・ヤクルト戦では豪快な左越えソロをかっ飛ばしたゴメスだったが、翌19日からは下降気味だ。この日を含めた3試合で11打数1安打。三振は実に6個を数えた。「多少、見極めができなくなってきている。我慢していたところがね」。和田監督は外角への変化球に苦しむさまを、そう表現した。

 オープン戦打率もついに・136となったが、うつむいてばかりもいられない。ゴメスは言う。「良い状態で臨めるように準備するだけだ」。開幕から覚せいした昨年の再現を祈るしかない。

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