広島 黒田が投げると“全勝” 92球圧巻7回無失点!

[ 2015年3月22日 16:57 ]

<広・ソ>5回表、丸(右)らとグータッチをかわす黒田

オープン戦 広島1―0ソフトバンク

(3月22日 マツダ)
 広島の黒田博樹投手(40)が22日、ソフトバンク戦(マツダ)で7回、92球を投げ、6安打無失点と安定感を見せつけた。

 黒田にとってオープン戦最終となる3度目の登板。8日のヤクルト戦で4回1/3、打者13人を完璧に封じ込み、15日のオリックス戦では6回を5安打2失点。この日もツーシームでバットの芯を外し、要所をゴロに仕留める投球内容。7回には3安打で1死満塁とされたが、最後は松田を三塁併殺打に仕留めた。

 2度、打席にも立ち空振り三振も含む2打数無安打だったが、開幕3戦目となる29日のヤクルト戦(マツダ)に向け、シーズンへの予行練習も完了だ。

 試合は、今季マツダ最多の3万1255人の観衆が集まったが、黒田の好投に打線が応えられず。ようやく9回に2死満塁から代打・岩本の打席でパスボールの間に走者が還り1―0でサヨナラ勝ちを納めた。日本ハムが勝ったため、3勝7敗2分けで2005年以来10年ぶりのオープン戦最下位に。

 だが、この3勝を挙げたのがすべて黒田の投げた試合とあり、それだけに黒田の存在感が際立つ結果となった。

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