監督が注目発言!マー君4・7開幕投手に浮上 “本命”回避示唆

[ 2015年3月22日 05:35 ]

ヤンキースの田中

 ヤンキースの田中将大投手(26)が、4月6日(日本時間7日)のブルージェイズ戦で開幕投手を務める可能性が浮上した。6年連続で大役を務めているエース左腕CCサバシア投手(34)について、ジョー・ジラルディ監督(50)が20日(同21日)の会見で、右膝手術明けの体調面に配慮し、先発回避を示唆した。田中が開幕のマウンドに立てば、日本投手では4人目の快挙となる。

 いまだ発表がない開幕投手について、ジラルディ監督が注目発言を行った。「誰になるかは大きなストーリーだが、開幕戦が終われば誰も気にしない。プレーオフの第1戦に誰が投げるかの方がよほど大きい話題だ」。さらに続けた。「選手が自分のキャリアを振り返った時、“俺は開幕投手を12回できたはずなのに11回しかできなかった”とは言わないだろう」

 名前は挙げなかったが、サバシアはこれまでヤ軍での6年連続を含む計11度の開幕投手を経験している。この発言を受け、21日付のニューヨーク・ポスト紙は「ジラルディはサバシアの開幕を回避するかもしれない」と報道。その場合の候補に田中の名前を挙げた。

 過去の実績で考えれば、サバシアが開幕、田中が第2戦というのが自然の流れ。しかし、昨年7月に右膝の手術を受けたサバシアは、17日のオープン戦初登板で2回を4安打2失点と不安をのぞかせた。一方、右肘の回復具合が心配された田中はオープン戦2試合に登板し、計5回2/3を2安打無失点。順調な仕上がりに首脳陣も大きな手応えをつかんでいる。

 田中を開幕に起用することで生じるメリットもある。ヤ軍は6日の開幕戦翌日は試合がない変則日程。初戦に投げることで12日(日本時間13日)のレッドソックス戦、18日(同19日)のレイズ戦と、最初の2試合はいずれも「中5日」での登板が可能となる。田中はオープン戦でも前回は中5日、次回も中6日で25日(同26日)のメッツ戦に登板する。レギュラーシーズン中もできるだけ間隔を空けて起用したい首脳陣の考えと一致する。

 田中はこの日、キャッチボールなど軽めのメニューで終了した。「田中とCC(サバシア)についてはまだ時間がある。それが答え」とジラルディ監督。最終的には両投手の状態をオープン戦終盤まで見て判断することになるが、田中も「開幕投手」に値するだけの仕上がりを見せている。

 ▽過去の日本人大リーガーの開幕投手 田中の開幕投手が正式決定すれば、野茂、松坂、黒田に次いで史上4人目となる。初の開幕投手は00年の野茂(タイガース)で、その後ドジャースで03、04年と2度開幕投手を務めた。黒田がド軍時代の09年に務めたのが最後。

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