巨人、9回に逆転された後の再逆転サヨナラ劇は11年ぶり

[ 2014年4月30日 08:49 ]

<巨・ヤ>9回1死二、三塁、左越えにサヨナラ打を放った村田(右)に抱きついて喜ぶアンダーソン(背中)。殊勲の2人にロペス(左)が祝福のシャワー

セ・リーグ 巨人5-4ヤクルト

(4月29日 東京D)
 巨人が9回に一時逆転されながらもアンダーソンの同点打、村田の自身9本目となるサヨナラ安打で勝利。

 巨人で9回に逆転を許した直後の再逆転サヨナラ勝利は、03年6月25日横浜戦(5―4→5―6→7―6)以来11年ぶりとなった。アンダーソンはこれで殊勲安打が今季7本目(先制3、同点2、勝ち越し1、逆転1)。セではマートン(神)の8本に次ぐ2位、チームでは片岡の6本を上回り最多と新4番打者らしい勝負強さを見せている。

 また、菅野が2試合連続の完投勝利で無傷の5勝目。巨人で逆転サヨナラ勝ちによる完投勝利は、91年8月19日中日戦の斎藤(10回完投)以来23年ぶりだ。これで菅野は今季セの5球団から各1勝。巨人の投手で4月までにセの他球団全てから勝利したのは、56年の安原以来58年ぶりになる。なお、巨人の開幕投手で開幕5連勝以上は10年内海以来。次回登板で、チーム4人目の6連勝を狙う。

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