原監督 序盤でセドン、阿部バッテリー交代「最善策を取った」

[ 2014年4月30日 22:14 ]

<巨・ヤ>足早に引き揚げる原監督

セ・リーグ 巨人1―9ヤクルト

(4月30日 東京D)
 前日の劇的なサヨナラ勝ちの勢いは、序盤で吹き飛んでしまった。巨人の先発セドンは初回に3連打からあっさり1点を失うと、3回には5安打にボーク、暴投も加わって5失点。3イニング持たず、10安打6失点でKOされた。

 試合後、原監督はセドンについて「何も言えない」とバッサリ。セドン交代時、捕手・阿部もベンチに下げ、バッテリーを入れ替えたことについては「本当は(阿部は)代えたくない。チームが勝つために最善策を取った。(阿部)慎之助のところに投手を入れるという策を取った」と説明した。

 打線もヤクルト先発・古野に4回まで無安打に抑えられ、得点は5回に橋本の右前適時打で奪った1点のみで完敗。4月を24戦14勝10敗で終え、首位・広島とは2ゲーム差の3位。「反省点も、いいところも両方出た」と振り返った指揮官は、5月の首位奪取に向け、気持ちを引き締めていた。

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