115キロ“幕張のアジャ”井上強気「1年目から本塁打王狙う!」

[ 2014年1月10日 08:23 ]

インターバルトレーニングで遅れる井上(右)

 和製大砲の出生時の体重は、なんと5200グラム。生まれもって「規格外」だったロッテ・井上は、プロ野球界で日本人最重量となる115キロの巨漢スラッガーだ。

 新人合同自主トレ初日のインターバル走では、巨体を揺らしながら激走するも、1人だけ制限時間30秒をオーバー。「きついっす…」と息も絶え絶えで、罰ゲームの腕立て伏せ30回に苦もんの表情を浮かべた。

 「やるからには4番を打ちたい。本塁打を量産する。1年目から本塁打王のタイトルを狙う」

 巨体に負けないビッグマウス。生まれながらの4番打者だ。崇徳(広島)で1年秋から4番に座り、高校通算31本塁打。中大では2年秋に首位打者を獲得し、3年夏には大学日本代表も経験した。日本生命では「4番・DH」。昨年10月の東アジア大会(中国)も代表メンバーに選出され、金メダル獲得に貢献した。

 一方で、体重115キロからは想像できない柔軟性を兼ね備えており、広角に打ち分ける技術は一級品だ。例えるなら、ソフトバンク・李大浩に似たタイプ。永野吉成チーフスカウトは「5位だが、かなり自信を持って指名した。中堅から右方向への打撃が素晴らしい。守備は一塁だけだが、グラブさばきはうまいよ」。豪快さと器用さを併せ持つ井上に「ポスト井口」として期待をかける。

 風貌もユニークそのもの。顔が女子プロレスラーのアジャ・コングに似ていることから、ニックネームは「アジャ」。好物はロッテ菓子「パイの実」などのチョコレート菓子。「アジャって呼んでください。いずれファンの皆さんが熱くなるパフォーマンスを」――。幕張のアジャが暴れまくる。

 ◆井上 晴哉(いのうえ・せいや)1989年(平元)7月3日、広島市生まれの24歳。3歳から野球を始める。崇徳では2年夏の広島大会準優勝が最高成績で、甲子園出場はなし。中大から日本生命に進む。13年度の社会人野球一塁手部門のベストナインに選出された。趣味はDVD観賞。50メートル走6秒8、遠投95メートル。1メートル80、115キロ。右投げ右打ち。

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