岩貞、藤浪に学ぶ!互いに敬語であいさつ「ぎこちない感じに」

[ 2014年1月10日 08:45 ]

新人合同自主トレのランニング中、“先輩”藤浪(左)とすれ違う岩貞

 阪神の新人合同自主トレが9日、鳴尾浜球場で始まった。ドラフト1位の岩貞祐太投手(22=横浜商大)は、開幕ローテーション入りを手にするため昨年の同1位・藤浪晋太郎投手(19)を密着マークすることを明言。1年目から開幕ローテーション入りし10勝をマークした右腕をお手本に飛躍を狙う。

 目の前にある極上の“教材”を生かさない手はない。岩貞が藤浪を密着マークし、成功の秘けつを吸収していく考えを口にした。

 「(藤浪は)1年間プロでやられてる方なので、練習態度であったり1年目成功したお手本になるポイントとかを見て参考にしていきたい」

 何とも違和感を覚える言葉遣い…。左腕が3歳上ながら、プロでは藤浪が1年先輩に当たる。アンバランスな上下関係があいまって、鳴尾浜球場であいさつを交わした2人の会話は、非常にぎこちないものになったという。

 「(プロに)入ったのは(藤浪が)先輩なんですけど、年は(自分が)上なんで敬語を使われたけど、自分も敬語を使ってしまって…。ぎこちない感じになった」

 苦笑いで黄金右腕との初対面を振り返った左腕が目指すのは昨年、藤浪が歩んだサクセスロードの再現だ。高卒新人ながら開幕ローテーション入りを果たし、10勝を挙げるなど投手陣の中心として輝きを放った。

 即戦力として期待される岩貞にとって、これ以上ないお手本。手探り状態の新人合同自主トレではどのような調整を心がけるべきなのか。選手寮での生活は…。慣れない環境において、同じ投手で年齢も下となれば、話しかけやすいのは確か。頼れる後輩の一挙手一投足を見つめ、参考にしていく。内定している沖縄・宜野座キャンプについても「分からないことであったり、どうしようということがあれば、一番近いというか昨年のルーキーなんで(藤浪に)いろいろ聞いていきたい」と、質問攻めにして乗り切る構えでいる。

 合同自主トレ初日となった9日はキャッチボール、ロングダッシュなどで汗を流した。視察に訪れた和田監督からは「焦らずケガのないように」と激励され「キャンプでケガしない体作りを第一にやっていきたい」と表情を引き締めた。

 「まだプロとしてやったことがないので、ライバルというより(藤浪は)先輩なので。分からないことはいろいろ教えてもらいたい」

 背番号17の即戦力ルーキーは、“藤浪エキス”をたっぷりと吸い込みプロの舞台を駆け上がる。

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