中日 谷繁が兼任監督就任決定 復帰の落合氏はGMで編成面担当

[ 2013年10月9日 18:33 ]

2011年9月24日、ヤクルト戦でサヨナラ打を放った谷繁を笑顔で迎える落合監督(当時)

 中日は9日、名古屋市の中日新聞本社で行われた取締役会で来季の監督として、谷繁元信捕手(42)を兼任監督にすることを決めた。また、2011年まで8年間にわたって監督を務めた落合博満氏(59)がゼネラルマネジャー(GM)に就任することになった。

 同日、球団が発表した。谷繁は10日に名古屋市内で記者会見する予定。また、フロントの一部も刷新され、新しい球団社長には佐々木崇夫氏(66、中日新聞社常務取締役広告担当)の就任が発表された。

 谷繁新監督について、白井文吾オーナーは「考える力を持っている非常に前向きな男。(落合氏は)戦術面で力を発揮してくれるのでは」と高い評価をしており、球団初のGMとなる落合氏は編成面を担当することになり、「戦術面で第一に力を発揮してくれるんじゃないか。それとかチームの編成とか」とサポート役を期待した。

 中日は今季12年ぶりにBクラスに低迷。CS導入7年目で初めて進出を逃し、主催試合の観客動員数もナゴヤドーム開場後、初めて200万人を下回る事態となった。来季は「谷繁監督、落合GM」体制で常勝軍団復活を目指すことになる。

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