浅村 2位決着弾!若き主砲が成瀬討ち、西武8連勝締め

[ 2013年10月9日 06:00 ]

<西・ロ>初回、先制の27号2ランを放つ浅村

パ・リーグ 西武10-2ロッテ

(10月8日 西武D)
 2位を懸けたロッテとの今季最終戦は、勢いそのままに完勝だった。西武はレギュラーシーズンを8連勝でフィニッシュ。今季のチームスローガン「骨太」を体現する勝負強さだった。

 その最大の象徴が4番の浅村だった。初回2死二塁で今季初対戦となった成瀬から先制の27号2ランを放つと、4回は左前適時打で追加点。特に本塁打は内角低めの難しい直球を、体の回転を利かせて左翼ポール際にライナーで運んだ。「もう一本打てと言われても打てない」と自画自賛。昨秋に左膝を手術した中村が不在の中、5月29日のDeNA戦(横浜)から4番に座り、今季リーグトップの110打点を積み上げた。「うれしいことだし、それだけ4番は責任がある。最後の試合で打てて良かった。強引に振るんじゃなく、自分らしいホームランだったと思う」。そう振り返ったプロ5年目、22歳の若き主砲にけん引された打線は14安打10得点と大爆発。CSファーストステージで戦う相手を圧倒した。

 チームは9月に入って勝率5割を切り、一時は3位まで5ゲーム差と崖っ縁に立たされた。それでも中村、片岡と故障上がりの主力が決して万全でないながらも「ここ一番」で働き、最後は抑えに回った涌井が10連投するなど総力戦で、CSファーストステージでの本拠地開催権を得た。

 試合後のセレモニー。渡辺監督はV逸をファンに謝罪した。しかし、直後には「敗者のままで終わるわけにはいかない。我々はぶっとく骨太のチームになってきた。必ずここ(CS)を勝ち抜いて、日本一を目指して頑張りたい」と高らかに宣言した。目指すは「下克上」での日本一。最後に浅村は言った。「良い時も悪い時も使ってもらったので感謝している。日本シリーズに出て、日本一になって、渡辺監督を胴上げしたい」。12日から再びロッテとの戦いが始まる。

 ▼西武・牧田(4回2失点)何としても勝ちたかったので初回から飛ばした。意地でも勝ちたかったが、粘れなかった。

 ▼西武・炭谷(3安打)最近ずっと僅差で勝ってきた。負ける気がしなかった。

 ≪意外と勝てない!?≫04年以降、パのCSファーストステージで2位チームがファイナルステージに進出したのが4度、3位チームは5度と下位チームの方が勝率が高い。特に10年から昨年まではロッテ、西武、ソフトバンクと3年連続で3位チームがファイナルステージに。なお、セでは07年CS導入後、2位チームが4度勝ち抜け、3位チームの2度を上回っている。

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