ドジャース リーグ優勝S一番乗り エース左腕が志願の中3日

[ 2013年10月9日 06:00 ]

<ドジャース・ブレーブス>8回、逆転の決勝2ランを放つウリベ

ナ・リーグ地区シリーズ第4戦 ドジャース4―3ブレーブス

(10月7日 ロサンゼルス)
 打った瞬間、ドジャースのウリベは両手を突き上げた。1点を追う8回無死二塁。高く浮いたスライダーを逃さなかった。左翼フェンスを越える逆転2ラン。

 ドジャースのリーグ優勝決定シリーズ進出を導く一発に、「走者を進めようと思った。反対方向に打ち返すイメージだったから、変化球をしっかり見ることができた」と興奮気味に話した。

 先発は当初予定されたノラスコではなく、絶対的エースのカーショー。左腕はドン・マッティングリー監督に「このために頑張ってきた。投げたい」と志願し、第1戦から自身初となる中3日で登板した。ただ、味方の拙守もあり6回2失点で降板。チームは7回に勝ち越される苦しい展開だったが、10年にジャイアンツで世界一を経験したウリベが「全てはチームの勝利のために投げてくれた」とカーショーの力投に報いた。

 勝利投手も10年にジ軍の守護神だったウィルソンだ。右肘手術明けの7月にド軍に加入。ひげとモヒカンがトレードマークの右腕は8回に登板し1イニングを無失点。再び同僚として戦うウリベの千金弾につなげた。

 ▼ブレーブス、フレディ・ゴンザレス監督(敗退が決まり)何も恥じることはない。悲しむべきことがあるとすれば、もう試合がないことだ。

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2013年10月9日のニュース