小久保新監督「勇気持って決断した」 目指すは緻密な野球

[ 2013年10月9日 13:40 ]

プロ野球日本代表の新監督就任記者会見で、抱負を語る小久保裕紀氏

 野球日本代表監督への就任が決まった小久保裕紀氏(42)が9日、東京都内で記者会見し「監督経験のない私が引き受けていいのかと迷いはあったが、チャレンジすることに意義がある。勇気を持って決断した」と心境を述べた。

 2017年に予定されるワールド・ベースボール・クラシック(WBC)での王座奪回を目標に強化に取り組む。「投手力を中心にした守りは一番の基本になる。細かさ、緻密な野球を目指したい」と構想を語った。

 11月8~10日に台湾で3試合の親善試合が予定されている。初陣へ向け「勝つことが大前提。ただ中長期的な視野に立つと、若いメンバーを中心に選出することになる」と話した。

 ▼小久保裕紀氏の話 中長期的な視野で、日本のトップチームとして率いていく。2017年のWBCでの世界一奪還に向けてのスタート。緻密な野球を目指していきたい。まだまだ若く若輩者。日本のために精いっぱい監督を務めていきたい。

 ▼巨人・原辰徳監督(第2回WBC日本代表監督)の話 われわれは彼(小久保氏)から見れば先輩だから、その部分では自分のできる範囲で、いい方向にいくように力になりたい。

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2013年10月9日のニュース