ソフトB 田上の現役引退を発表「今ここでやめる方が一番いい」

[ 2013年10月9日 17:15 ]

7月15日のロッテ戦の6回、1死一、二塁から左中間に同点の適時二塁打を放つ田上

 ソフトバンクは9日、田上秀則捕手(33)が今季限りで現役を引退すると発表した。

 田上は球団を通じ、「ファンのみなさん、プロ12年間、応援ありがとうございました。本当にお世話になりました。ホークスは中日を退団後、拾ってもらった球団ですし、このチームで最後までやろうと思っていました。打てないようになってやめるよりも、今ここでやめる方が一番いいのかな、と。6日のファーム選手権で最後の打席がホームラン。1軍の試合ではありませんが、これが現役最後になるかもしれない、と思って立った打席でしたし、後輩たちの前でホームランを打てたことは一番の思い出です。本当にありがとうございました」とコメントした。

 田上は2002年に九州共立大からドラフト3位で中日に入団。05年オフに戦力外通告を受け、入団テストを受けてソフトバンクに加入した。09年には正捕手に定着して138試合に出場し、26本塁打を記録してベストナインに選出。しかし11年10月に左肩手術を受け、昨季は1試合、今季も15試合の出場にとどまった。通算成績は470試合出場、打率2割4分7厘、50本塁打、184打点。

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