元巨人選手に懲役2年求刑 生活保護費の不正受給事件

[ 2013年7月1日 12:51 ]

 福岡県中間市から生活保護費をだまし取ったとして、詐欺罪に問われたプロ野球巨人の元選手で元中間市職員藤崎靖彦被告(44)は1日、福岡地裁小倉支部(結城剛行裁判官)の初公判で起訴内容を認めた。検察側は懲役2年を求刑し、即日結審した。判決は12日。

 検察側は論告で「生活保護制度を巧妙に利用した極めて悪質な犯行」と指摘。弁護側は「反省しており、役割も従属的」として執行猶予付き判決を求めた。

 冒頭陳述で検察側は、藤崎被告は犯行を共謀した元市職員田中道被告(40)=詐欺罪で起訴=を介し第三者から借金していたことなどから、不正受給に協力したとした。

 藤崎被告は被告人質問で、借金相手を紹介されたことで「(田中被告の依頼を)断り切れなかった。気持ちの弱さがあった」と述べた。

 起訴状によると、田中被告らと共謀し2010~11年、生活保護を受けていた無職の女(65)=詐欺罪で公判中=の世帯に、同居していないフィリピン国籍の女(44)を編入するなど虚偽の書類を提出し、市から生活保護費計約56万円をだまし取ったとしている。

 一連の事件で、福岡県警は藤崎被告を含む市職員3人と受給者らを逮捕。中間市は5月末、職員3人を懲戒免職処分とした。

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