聖光エース歳内 “守護神”でアジアVだ

[ 2011年8月26日 12:24 ]

アジアAAA選手権へ向けて投球練習する歳内

 第9回アジアAAA野球選手権大会(28日開幕、神奈川)の高校日本代表に選出された聖光学院・歳内宏明投手(3年)が開幕を前に横浜市内で練習を行っている。大会には斎藤智也監督(48)もコーチとして参加。ジャパンの守護神を任されることになったプロ注目右腕・歳内がアジア制覇に挑む。

 甲子園で「日本一」の目標は達成できなかった歳内だが、すでに視線はアジアの頂点を見据えている。「ほかの国の選手と対戦できるのは楽しみ。今年集まったメンバーはレベルが高いので、力を合わせて優勝したい」と言葉に力を込めた。

 代表では、今夏の甲子園で優勝した日大三(西東京)の吉永健太朗(3年)をはじめ、2回戦で投げ合った金沢(石川)の釜田佳直(3年)らプロ注目の投手6人とともに戦う。「与えられたところで粘り強く投げたい」と話したが、大会では「抑え」を任されることになった。

 直球の最速はメンバーのうち5人が歳内の145キロを上回る。それでも守護神に起用されるのは、魔球スプリットがあるからだ。夏の甲子園でもスプリットで三振の山を築き「みちのくのドクターK」として存在感を示した。2試合19イニングで30奪三振。奪三振率14・21は唐津商(佐賀)の北方悠誠(3年)の11・50を抑え、代表メンバーでも堂々のトップ。アジアの強豪国相手でも「しっかり決まれば高校生には打たれないと思う」と自信をのぞかせる。

 甲子園後にはプロ表明を行った右腕。同年代のライバルと戦う今大会でさらなるステップアップを狙っている。「球の速い投手や左投手もいるし、それぞれ持ち味がある。投手全員と話したい」。打撃陣についても「凄い打者がそろっている。同世代だし、いつかプロで対戦できればいい」と将来の対戦を熱望した。

 コーチとして代表チームを指導する斎藤監督も「精神的に成長した」と活躍を期待する。初戦は28日の香港戦。初めて日の丸を背負う歳内は「選ばれたからには、しっかりやらなければいけない」と闘志を燃やした。

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