星野楽天5連勝3位!7人リレーでダルに勝った!

[ 2011年8月26日 06:00 ]

<日・楽>8回2死三塁、1点を奪い、大声をあげて手をたたく星野監督

パ・リーグ 楽天2―1日本ハム

(8月25日 札幌D)
 楽天が25日の日本ハム戦に競り勝ち、今季初の5連勝で3位に浮上した。星野仙一監督(64)の執念の7人継投が実り、ワインドアップ投法のダルビッシュ有投手(25)から、昨年7月17日の対戦(Kスタ宮城)以来、404日ぶりの白星を挙げた。4番手の山村宏樹投手(35)が、わずか1球で今季初勝利。ソフトバンクに続いて上位食い。クライマックスシリーズ(CS)進出が見えてきた。

 バスに乗り込む前だった。星野監督は珍しく立ち止まり、表情を緩ませて選手をねぎらった。

 「きのうもきょうもリリーフ陣が踏ん張った。継投がうまくいったし、みんなもそれに応えてくれた」。1人で投げ抜いたダルビッシュに対し、7人の継投策で勝利。中継ぎ陣フル稼働で今季3戦全敗だった絶対的エースにケンカを売った。

 6回2死二塁。2回に三塁打を浴びた9番打者を迎え、指揮官はベンチを立ち上がった。先発ヒメネスから川岸へのスイッチ。今度は7回1死一塁、糸井に対して左腕・佐竹を投入。続く中田には右の山村、8回、先頭の稲葉には左の片山と3人連続の「1人1殺」。最後はセットアッパー青山から守護神ラズナー。無失点リレーで逃げ切った。4番手の山村は1球で4年ぶり勝利で「今まで頑張ってきたごほうびだと思う」と喜んだ。

 前日も4回からの早めの継投策で中継ぎ陣が無失点リレー。この日星野監督は朝食を食べながらつぶやいた。「俺には見えるんや、長年やってるとな」。中日と阪神で通算13年間指揮。8年ぶりの現場復帰でも先の展開が読めるという。小刻みな継投は危険を回避するすべを知り尽くした64歳ならではの采配だった。

 ダルビッシュ攻略でも「狙い」は当たった。8回2死三塁。ここで3三振の内村に代打策を使わなかった。快足に懸けたのだ。内村は「何とか転がそう」と三遊間へ、焦った小谷野の失策を誘って決勝点。指揮官は「あれしかない点の取り方」とニヤリだ。2年ぶりの5連勝。ロッテを抜いて7月18日以来の3位に浮上した。2年ぶりのCS進出へ。難攻不落のダルビッシュを叩き、この勢いはいよいよ本物だ。

 ▼楽天・田淵ヘッドコーチ 内村には「とにかく当てろ、何かあるから」と言った。ダルビッシュに勝ったのは執念だよ。

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