14安打も逆転ならず…真弓監督「勝ちたかったね」

[ 2011年8月26日 06:00 ]

<巨・神>8回、アウトの判定に猛抗議する真弓監督(左から2人目)

セ・リーグ 阪神3―3巨人

(8月25日 東京D)
 一瞬の勝負に躊躇(ちゅうちょ)は禁物だ。わずかな判断の遅れがあり得ないプレーを生んでしまい、阪神は痛恨のドローに終わった。

 「よく追いついてくれたけど、何とか勝ちたかったね」。真弓監督が苦虫をかみつぶしたのは1点を追う8回だった。無死一、二塁から金本の一打はハーフライナーで一塁手・亀井の頭上を越えて右翼線に転がる。二塁走者・新井は悠々と同点のホームを踏んだが、一塁走者・マートンは一塁へ戻りかけてからスタート。「無死だから(ライナーで)併殺を避けたいと思って躊躇した」。本来なら三塁へ向かうはずのマートンが二塁で止まり、三塁へ送られるはずの右翼手・高橋由の送球は最も近い一塁へ。三塁送球と思い込んでオーバーランしていた金本がタッチアウトとなった。

 同点でなお無死一、三塁となるところが、1死二塁から後続が倒れて同点止まり。結局、14安打を放ちながらも勝ち越せなかった。「マートンは三塁に行ってほしかった」。真弓監督はもどかしそうに言った。これで2位・巨人との直接対決は1勝1敗1分け。3位は死守した。でも、帰りのバスへ乗り込む誰の表情も硬いままだった。

 ▼阪神・久慈一塁コーチ マートンには事前にライナー注意と言っていた。声は聞こえないから個人の判断なんだが…。あの形になったら高橋由は一塁へ投げるよ。

 ▼阪神・森田(7番・一塁でプロ初先発し、6回に三塁打)へたくそなりに頑張ろうと思った。ファームでやってきたことを出そうと思った。

 ▼阪神スタンリッジ(6回3失点)結果には満足はしていないが、いらいらもしていない。

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