ダル ワインドアップで15Kも16勝目はお預け

[ 2011年8月26日 06:00 ]

<日・楽>ワインドアップで投げるダルビッシュ

パ・リーグ 日本ハム1―2楽天

(8月25日 札幌D)
 迫力ある直球が、5年ぶりのワインドアップから投げ込まれた。プレーボール直後、ダルビッシュの初球。松井稼を一ゴロに抑えた直球は156キロ。「調子が良く腕も振れていた」という言葉は、自己最多タイの15奪三振という結果が証明していた。

 2回に1点を失ったが、3回は3者連続三振。それでも勝てなかった。1―1の8回2死三塁。内村を変化球で三ゴロに打ち取ったが、小谷野が捕り損ね、決勝の2点目が入った。「大事なところで三振が取れていれば…」。史上5位タイの通算48試合目の2桁奪三振でも足りなかった。

 中5日の登板間でワインドアップに取り組んだ。吉井投手コーチは「ワインドアップは投手主導の攻撃的な投げ方。これからも武器になる」と太鼓判を押し、ダルビッシュも「次もいきます」。今オフのポスティング・システムの可能性を視野にヤンキース、レンジャーズのスカウトが見守る中での変身。次回登板は再び中5日で31日のロッテ戦(QVCマリン)。エース右腕は、大胆な挑戦を続ける。

 ▼日本ハム・鶴岡 凄かったね。常に進化を求めている、その一環じゃないですか。

 ▼日本ハム・小谷野(8回に決勝点を与える失策)チームにもダルにも申し訳ない。力不足です。

 ≪江夏、野茂、伊良部に並んだ≫ダルビッシュ(日)が9回で15奪三振。5月10日の楽天戦と並ぶ自己最多タイで、15奪三振以上をシーズン2度以上達成したのは93年の野田浩司(オ=15、16)以来、史上2人目だ。また2桁奪三振は今季10度目で、杉内(ソ)と並び歴代5位タイの通算48度目。ダルビッシュは昨季も2桁奪三振を13度達成しており、2年連続10度以上は70~71年江夏豊(神)、90~91年野茂英雄(近)、94~95年伊良部秀輝(ロ)に次ぎ4人目の最多タイとなった。

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