松井 無関心貫くも…「新旧DH対決」に完敗

[ 2010年7月1日 06:00 ]

<エンゼルス・レンジャース>試合に勝利しアブレイユ(右)とハイタッチするエンゼルス・松井

 【エンゼルス6―5レンジャーズ】エンゼルスの「新旧DH対決」は、松井秀喜外野手(36)の完敗だった。29日(日本時間30日)のレンジャーズ戦で、昨季までエ軍の4番を務めていたウラジーミル・ゲレロ外野手(35)がエンゼルスタジアムに移籍後初登場。総立ちで迎えた古巣のファンの前で、本塁打を含む2安打3打点と大暴れした。対する松井は1安打も打点なし。試合には勝ったが、主役の座は完全に奪われた。

【試合結果


 昨季までの4番の前で存在感を示すことはできなかった。松井は3回2死一、二塁で右前打を放ったが、二塁走者が本塁で憤死。結局、走者を置いた4打席で打点を挙げることはできず。「勝ったから、良かったんじゃないですかね。負けていたら悔やまれるところですけど」と振り返った。
 一方のゲレロは紛れもない主役だった。移籍後初の凱旋試合。スタンドには「We miss you’Vlad(あなたがいなくて寂しい、ブラッド=ゲレロの愛称)」のボードを持ったファンの姿も。04年から在籍6年間でチームを5度の地区優勝に導いた主砲は「戻って来られてうれしい」と話し、初回には3万8514人に総立ちの拍手で迎えられた。
 3回は得意の悪球打ちで左犠飛、7回は95マイル(約153キロ)直球をバックスクリーンに16号2ランを運んだ。昨季は故障で100試合出場、15本塁打、50打点にとどまり、球団は契約が切れたゲレロに見切りをつけ、松井を獲得したが、今季は自身の後釜DHを大きく上回る成績。前日に発表された球宴ファン投票の第6回中間発表でも、2位の松井に160万票以上の大差をつけている。
 新旧DHで比較されることについて「全く気にならない」と無関心を貫いた松井に対し、ゲレロは「健康な状態で、お互いプレーができればいい」と余裕のエールを送った。地元開催とあり、放映中の球宴CMにも出演しているゴジラだが、本拠地初対決では引き立て役に終わってしまった。

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