松坂 手の内をよく知る相手にリズム狂わされる

[ 2010年7月1日 11:24 ]

レイズ戦に先発したレッドソックス・松坂

 【レッドソックス―レイズ】手の内をよく知る相手に、うまく攻められた。松坂がレイズ打線につかまり、6回3失点でマウンドを降りた。

 交流戦が終わり、同地区のライバルとの対戦だった。4回は1死一、三塁から8番のショパックに中越え二塁打され2点を失う。さらに2死からゾブリストにも適時打。この回の3安打はすべて速球を、中堅方向に狙い打たれた。
 1回に2点を失った前回登板後「自分の感覚と、実際に起きていることを近づけるために(最初は)強く腕を振っていかないといけない。試合ではやりたくないことだけど…」とプレーボール直後の投球フォームに、不安を覚えていた。
 もともと立ち上がりは安定しないタイプでもある。そんな松坂に対して序盤、相手はバットを振ってこなかった。点は与えなかったが、2試合続けて1回に3四球を与え、リズムを狂わされた。
 4安打に抑え、7三振を奪ったのだから悪くはない。それでも5四死球は相変わらずの課題。限られた時間で修正し、敵地でのレイズ戦となる次回登板で雪辱したいところだ。

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2010年7月1日のニュース