中国がWBC初勝利!台湾を攻守で圧倒

[ 2009年3月7日 12:52 ]

<中国―台湾>中国は5回、3番のチャン・レイが左越え二塁打を放ち3点リードとする

気をつけろ!韓国戦は魔の8回

先制しても安心できない…韓国、半分は逆転勝ち

 第2回WBC東京ラウンドは7日、東京ドームで敗者復活の1回戦を行い、日本に敗れた中国と韓国に敗れた台湾が対戦。中国が攻守に台湾を圧倒、4-1で勝ってWBC初勝利を挙げた。中国は北京五輪に続いて台湾戦2連勝となった。
 中国は8日に日本―韓国戦(7日夜)の敗者と第2ラウンド進出を懸けて対戦する。

 ▼中国代表・コリンズ監督の話 大変エキサイトしている。先発投手が素晴らしいピッチングをして、打線も序盤にいい形で点を取ってくれたのが勝因。特にチャン・レイが攻守に活躍してくれたのが大きい。あの本塁打は効果的だった。
 ▼台湾・葉志仙監督の話 打線の調子が良くなかったのが敗因。懸念していた部分が出てしまった。特に中国に対して準備は万端にしてきたが、試合を通じて、攻守とも中国がわれわれを上回っていた。きょうの失敗は受け入れないといけない。

 【試合経過】中国は1回、2安打で1死一、三塁の好機を築き、4番のフェン・フェイがきっちり中犠飛を放ち、1点を先制した。
 さらに5回には2死一、三塁から2番のホゥ・フェンリァンが二塁へ適時内野安打。なおも一、二塁から3番のチャン・レイが左越え二塁打を放って、この回2点を加えた。
 先発の右腕リュ・ジェンガンは台湾打線を5回まで2安打無失点に抑える好投。
 台湾は6回、2死ながら一、三塁とし4番のフォン・チェンミンが、中国の2番手ボ・タォから中前適時打。ようやく1点を返し、2点差に詰め寄った。
 中国は8回、3番のチャン・レイがこの日2打点目となる左越えソロを中段へと運び再び3点差に。
 台湾は9回、1死一、二塁の好機を築いたが、後続が倒れて得点ならず。
 

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2009年3月7日のニュース