和田3回完ぺき ダル直伝カットも披露

[ 2009年3月7日 06:00 ]

<ソ・横>3イニングをパーフェクトに抑えた和田毅

 【ソフトバンク0―2横浜】うっぷんを晴らす快投だった。WBC日本代表から屈辱の落選を味わったソフトバンク・和田が3回を完ぺきに抑えた。オープン戦初登板で結果を出した開幕投手の最有力候補は「良かったと思う。(調子が)上がってきた実感があった」と手応えを口にした。日本代表合宿でダルビッシュから伝授されたというカットボールを初めて実戦で試投し、吉村のバットをへし折って遊ゴロに仕留めた。他の変化球も低めに制球され、打者9人のうち内野ゴロを6つ打たせた。秋山監督も「完ぺき。テンポと制球が良かった」と称賛を惜しまなかった。わずか31球で登板を終えたことで、降板後にはブルペンで投げ込み。05年以来、自身2度目の開幕投手に向けて、「残りの1カ月で、今までやってきたことを継続したい」ときっぱり言い切った。

 ≪松中 OP戦初出場で初安打≫松中も4番DHでオープン戦に初出場し、2打席目に初安打となる右前打を放った。1回には四球も選び「球がしっかり見えていた。今後も試合に出ながらしっかり調整したい」と落ち着いて話した。試合後に秋山監督が「(松中が)4番だね」と話していたことを伝え聞くと「自分もそういう気持ちでいる」と応じた。

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2009年3月7日のニュース