集中力失い…“試合を捨てていた”韓国

[ 2009年3月7日 23:28 ]

6回、2ランを放った城島(2)を、ベンチでぼうぜんと見つめる韓国ナイン

 【日本14-2韓国】毎回、異様な闘争心をむき出してくる日本戦で屈辱的なコールド負けを喫した。それでも、韓国の金寅植監督は落ち着いていた。「金広鉉は若く緊張したのだろう」と先発したエースをかばい「野球は大差で負けることもある。気にしてない」と話した。

 2回で2―8の差がつくと淡泊ささえ漂った。3回の守備から正捕手の朴勍完を下げ、投手も小刻みにつないだ。1回に本塁打を放った金泰均は「選手たちも集中力を失っていた」と明かした。指揮官は「交代や継投はすべて8日の中国戦に備えてやった」と、試合を半ば“捨てた”ことを認めた。
 本当に敗戦のショックはないのか、と聞かれた金泰均は「動揺はない。8日に勝って、また日本と対戦する時は勝てるように頑張る」と淡々とした口調で話した。

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2009年3月7日のニュース