気をつけろ!韓国戦は魔の8回

[ 2009年3月7日 08:44 ]

先制しても安心できない…韓国、半分は逆転勝ち

 99年からの10年で日本代表は韓国と13試合行い、対戦成績は5勝8敗。オールプロの韓国に対し、プロアマ混成などチームの内容は違っていたこともあったとはいえ、負け越している事実は認めなければならない。
 イニング別の得失点をみると、注目されるのが8回だ。日本は実に計14失点しており、確率的に必ず1失点している計算になる。一方で日本が取った得点はわずか2点。韓国が8回に得点した場合の勝敗は5勝2敗で、ここに1つの勝ちパターンがみえてくる。
 3イニングごとに総得点を足してみると、1~3回は日本が17-13で韓国より4点多く、中盤の4~6回は日本8、韓国9とほぼ互角。終盤は7回こそ日本が7-6で1点多いものの、8回の2-14の差が大きく、計13-25とほぼ倍の得点を許している。
 韓国は13試合で総得点47。うち53・2%が7~9回に入れたもので、8回を中心に終盤をどうしのぐかが、侍ジャパンの勝利へのポイントの1つと言えそうだ。

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2009年3月7日のニュース