G1周年記念競走展望

【G1尼崎センプルC】センタープールへ遊びに行こう

[ 2013年5月29日 06:00 ]

ボートレース尼崎はJR新幹線・新大阪駅から30~40分という便利な所
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 「近松賞」から「尼崎センプルカップ」へ。ボートレース尼崎のG1開設記念競走がリニューアルされて5月30日~6月4日の日程で開催される。これを記念してスポニチでは見開きページを用意。“尼崎競艇場”の歴史、周年レースにおける地元レーサーの戦歴、周年レース最近10回の回顧、今回周年の展望、場内グルメ情報など盛りだくさんの内容でPR。さあ皆さん、センタープールへ行こう

 今回の尼崎周年記念ディフェンディング・チャンピオンの平山といえども、あくまでチャレンジャーの立場を貫く。旧タイトルラスト大会でもあった今年1月「近松賞」で待望のG1初V。それはまた、14年ぶりに女子レーサーが男女混合戦G1戦で優勝するという歴史的快挙でもあった。そんな華々しい偉業を達成しても歓喜に酔いしれることなく自らにノルマを課す。

 「尼崎でG1を優勝してからはもっとがんばらないといけないと思いました。周りからは注目されるようになったし、この世界では勝ってナンボですから」

 現状に甘んじることなくさらに上を目指す努力家・平山らしさを物語る。第一線で渡り歩けるかどうか、さらなる高みを目指す。
 
 「もっとうまく乗れるように体の使い方を変えるとか、スタートにしても的確に決められるようにしたいですね。SGやG1でレースするとほかの人たちの腕と全然、違うんですよ…」

 記念戦線に身を置くようになってから、自分の力が足りないことを肌で感じた。だからこそ今回の尼崎では前回覇者としてではなく、挑戦者として臨むのだ。

 「尼崎は笹川賞(11年5月)でSGの水神祭(初勝利)をやったし、よく優出もしているので相性のいい水面ですね。チャレンジャーの気持ちで着実に着を取っていって、まずは予選突破を決めたいです」

 今後も地元まるがめG1周年記念(7月13~18日)そして若松SGオーシャンC(7月23~28日)とビッグ戦線が控える。特にオーシャンC出場は1月の尼崎周年記念Vが決め手となったのはいうまでもない。

「今まで自力で出場したSGがなかったので、本当にうれしい。がんばりたいです」
女子界きっての若手実力者の躍進劇はまだまだ続きそうだ。

◇アクセス

 ボートレース尼崎はJR新幹線・新大阪駅から30~40分という便利な所にある。JRを利用するなら新大阪から東海道本線の西明石、三宮方面行きの普通電車で16分の立花駅へ。南出口を出てすぐ右の階段を下りパチンコ店を左へ曲がった先の高架下から無料のファン送迎バスが出ている。約10分で正面玄関前に到着という近さだ。

 大阪(梅田)発なら阪神電車・梅田から三宮方面行きの急行に乗れば2つ目の尼崎駅に9分で着き、隣のホームに停車中の高速神戸行き普通電車に乗り換えて2つ目が尼崎センタープール前。時間に余裕があり、電車の中でゆっくりスポニチを読みたい向きには梅田から普通電車で27分がお勧め。改札を出て左手にあるファンロードへ。雨が降っても濡れることなくレース場の正面玄関が出迎えてくれる。神戸、三宮方面からだと三宮から急行に乗って西宮で普通に乗り換えると約30分。
 
 阪急電車神戸線・塚口駅前(南出口を出て右へ、サンサンタウン3番館ダイエー前)からも無料のファン送迎バスが運行されている。約20分で正面玄関前に到着だ。阪急・塚口は梅田から急行で12分、三宮から急行で31分。

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