G1周年記念競走展望

【浜野谷憲吾】出場を逃した総理杯無念を

[ 2013年5月10日 06:00 ]

地元の平和島で開催された当地総理杯の出場権利を逃した浜野谷憲吾
Photo By スポニチ

 昨年の記念戦線を振り返ると、SGでは福岡のダービーで優勝戦まで駒を進めるも3着。G1はからつ、福岡の周年記念、G2は三国、徳山のMB大賞で優出。優勝戦までは順調に駒を進めるものの、Vのチャンスを逃し続け今年3月、地元の平和島で開催された当地総理杯の出場権利を手にすることができず悔しい思いをしたはず。

 今年に入っても悪い流れは変わらず、平和島の正月レース「東京ダービー」では予選オール連対で別格のさばきを見せつけたが、またしても優勝はならず。出るレースほとんどが優出するも、ここ一番で力を発揮できないでいるのだ。予選道中を見る限り、不調ではないことは確かで、歯車が少しだけかみ合わないだけ。きっかけさえつかめばVラッシュへと変貌を遂げるはずだが…。

 浜野谷の最大の武器となる鋭いまくり差しのハンドルは気象条件やコース問わず鮮やかに突き抜ける。センターから艇間を割る威力はボートNo.1といってもいい。地元開催のG1レースとあって、圧巻のハンドルワークをファンは待っている。

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