大久保佳代子 5歳児餓死事件でマインドコントロールは「すごく怖い」 ユージは「僕も子どもがいて…」

[ 2022年8月29日 16:37 ]

お笑いコンビ「オアシズ」の大久保佳代子
Photo By スポニチ

 お笑いタレントの大久保佳代子(51)が29日、TBS系情報番組「ゴゴスマ~GOGO!Smile!~」(月~金曜後1・55)に生出演。福岡県で5歳の男児が餓死した事件で、保護責任者遺棄致死などの罪に問われた赤堀恵美子被告(49)の裁判について言及した。

 起訴状によると、赤堀被告は知人の碇利恵被告(40)と共謀し、19年8月ごろから碇被告の三男・翔士郎ちゃんの食事を減らし、20年4月18日、餓死させたとしている。碇被告から生活保護費や児童手当など計約200万円をだまし取るなどしたとして、詐欺と窃盗の罪にも問われている。

 赤堀被告はこの日から始まった裁判員裁判で食事制限に関し「指示はしていません」と述べ、起訴内容を否認。一方、検察側は冒頭陳述で碇被告一家の生活全般を「支配」して食事量を減らしており、碇被告と共謀して保護責任者遺棄致死の罪に当たると指摘した。

 大久保は「(赤堀被告の)マインドコントロールによる追い詰め方がすごくて、今回、子どもを餓死させてしまった。碇被告も子どもが3人いらっしゃって母性がない方ではないじゃないですか。母性って本能的なもの。それでも失ってしまうほど近くで子どもがどんどんやせ細っていくわけですよね。そこまで放っておける状況になるんだってのが今の印象としてはすごく怖い」と改めてマインドコントロールの恐ろしさを指摘した。

 また、タレントのユージも「起こってしまった出来事だけを見ていくと、大変悲しい出来事でご飯を食べさせられないとか、起こってることが普通ではない」とした。

 そして「マインドコントロールを証明するのはすごく難しいですけど、あったと思ってしまうような出来事」と今回の事件では赤堀被告が碇被告を精神的支配下に置いていたのではと指摘した。

 その上で「僕も子どもがいて、上は大学生から下はまだ小学生で、いろんなお父さん、お母さんとの出会いがたくさんあるんですけど、一時期仲良くしてたら何かの噂とかちょっとしたきっかけで全然会わなくなってしまったりとか、決してマインドコントロールが身近にあったわけでないんですけど、今回の状況を見るとエスカレートしていった先に起こりうるなって感じることはある」とママ友やパパ友が支配と服従の関係に陥る危険性を感じたとした。

続きを表示

2022年8月29日のニュース