内田也哉子さん 両親の死から丸3年「神隠しのような…」父・裕也氏を知る人に「いつも謝る」ワケ

[ 2022年8月29日 16:25 ]

内田也哉子さん
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 エッセイストの内田也哉子さん(46)が29日、文化放送「大竹まこと ゴールデンラジオ!」(月~金曜後1・00)にゲスト出演。両親についての思いを語った。

 2018年に亡くなった女優の樹木希林さん(享年75)を母に、19年に亡くなったロック歌手・内田裕也さん(享年79)を父に持つ。パーソナリティーの大竹から両親の存在について改めて問われると、「エピソードを並べていくと大変だったのかな?っていう感じはします。4年近く前に母が亡くなって、その半年後に父が追いかけるような形でというか…引っ張られる形でなのか」と回想した也哉子さん。「人生で1番、いろんな意味で嵐のようにかき混ぜられて影響を受けた2人が、ああいう形で最後バタバタッと消えて行ったのは神隠しにあったような。3年間ぐらいはちょっと呆然としていましたね」とし、「それなりに生きてはいたんですけど虚しさ、虚無感…何かぽっかり。それぐらい影響力があったんだなと」と明かした。

 樹木さんと裕也さんは結婚後1年半で別居。81年には裕也さんが離婚届を提出するも樹木さんが離婚無効の訴訟を起こし、婚姻継続となった後はつかず離れずの関係を続け、独特な夫婦関係を貫いた。裕也さんは「父の象徴」として内田家に君臨していたものの、親子3人で暮らしたことはなく、一緒に過ごした時間は数えられるほどだという。これに大竹が「私たちのほうが、希林さんと裕也さんのことを知っているかもしれない」と推察すると、也哉子さんは認めた上で、「他界してからいろんな方からエピソードをうかがう機会があって。“父を知っている”と言われるといつも謝るんです。“どうも申し訳ございません”って」と言及。「やっぱり、本当に破天荒ってああいう人をいうんだろうなっていう代名詞的なね」と、ロックンロールに人生を捧げた父についてコメントした。

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2022年8月29日のニュース