橋下徹氏 イルカの群れを追い回す水上バイクの集団に「自業自得で乗れる場所がどんどん狭くなってしまう」

[ 2022年8月29日 08:50 ]

元大阪府知事で弁護士の橋下徹氏
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 元大阪府知事で弁護士の橋下徹氏(53)が29日、フジテレビの情報番組「めざまし8(エイト)」(月~金曜前8・00)に出演。熊本県天草市の沖合で、イルカの群れを追い回す水上バイクの集団についてコメントした。

 番組では、視聴者から提供されたという、遊覧船から撮影された映像を放送。映像には、数台の水上バイクがイルカの群れを追い回したり、猛スピードで近づいたりする様子が映っていた。現場は、野生の野生のイルカを間近で見ることができる日本有数のスポット。また、素潜り漁師も水上バイクに危険を感じているという。

 橋下氏は、水上バイクに対して規制区域を設置する動きについて「今そういう動きになっています。水上バイクについては今、本当に風当たりが強くて、各自治体が海水浴場はじめ乗り入れ禁止地区というのをどんどんつくり始めている」と指摘。そのうえで「これは乗っている側の責任で、僕も免許を持っているんですが、業界あげて運転の仕方について厳しく取り組まないと、自業自得で乗れる場所がどんどん狭くなっていってしまいます。免許の講習で僕も参加したんですけれども寝ている人が多すぎる。僕が行った時は9割くらい寝ていた」と話した。

 MCの谷原章介が「罰則とかないんですか。違反行為とかした場合」と聞くと、「一応、法律はあるんですけれど、道路交通法ほど細かく厳しくないんですよ。海は自由ということと、漁師以外の一般の免許保有者という者が自動車に比べれば少ない」と答え、「法律を厳しくするとか乗り入れ禁止区域が広がるっていうのは嫌だから、もうちょっと乗る人、気を付けましょうよ」と呼び掛けていた。

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