松平健 “師匠”勝新太郎さんとの出会いを明かす「映画でしか見たことなかったんで緊張しましたね」

[ 2022年8月29日 14:07 ]

松平健
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 俳優の松平健(68)が29日、文化放送「くにまる食堂」(月~金曜前11・00)にゲスト出演。1997年に亡くなった俳優・勝新太郎さん(享年65)との出会いを明かした。

 師匠だった勝さんとの出会いについて聞かれ、松平は「舞台の芝居に出させていただいてて、その3年目に勝プロのプロデューサーの方が見てくれて“君一度うちの勝に会ってみないか?”ってお誘いを受けたわけですよね」と回想。「ちょうど東京のテレビ局に来てて、そこの控室に会いに行って。そりゃ緊張しましたね、映画でしか見たことなかったんで」と初対面となった当時を振り返った。

 その際「“失礼します”って入って行ったら、座ってらして。パッと振り返って、下から上までジーっと見られた」という。「松平健です」とあいさつすると、勝さんは「おう。お前京都来れるか?」と一言。「“はい”って言ったら、もうそれだけですね」。「それで京都行ったらちょうど撮影中だったんですね。『座頭市』の撮影やってたんですけど、すぐ撮影中止して“おい松平、ちょっとカメラの前に立て。俺の言う事をちょっとそこでやってみろ”って言われた」と話した。そこで、勝さんから「ちょっと怒った顔して見ろ、嬉しい顔して見ろ」などと言われ「色んな表情をカメラで撮った」と説明。すると「その後“これからお前は俺のそばにいて、俺のつけてる芝居とかゲストの人の芝居を見て勉強しろ”って言われた」と明かした。そこから師匠と弟子の関係が続いていったという。

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2022年8月29日のニュース