フジ「純愛ディソナンス」 “禁断の愛”を「大河のような感覚で表現」

[ 2022年8月29日 05:00 ]

フジテレビ連続ドラマ「純愛ディソナンス」に出演の吉川愛
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 フジテレビで放送中の「純愛ディソナンス」(木曜後10・00)は、主人公・中島裕翔(29)とヒロイン吉川愛(22)の“禁断の愛”を描くラブサスペンスだ。物語は2部構成。1部で2人は教師と生徒という間柄。5年後の2部では、今度は中島が妻帯者となって吉川の前に現れる。物語はすでに後半戦に突入し、徐々に近づく2人の関係が放送を増すごとに注目を集めている。

 プロデューサーの森安彩氏によると、今作で目指したのは「恋愛の大河ドラマ」だというという。「“禁断の愛”といえばある種ドラマの普遍的なテーマと言えるが、それを長い時間軸で描く作品はあまりなかった。大河のような長い時間感覚で愛憎劇を表現できれば」と企画の背景を説明した。

 作中ではセカンドパートナーなど、愛についての多様な価値観が登場する。森安氏は「違った価値観を持った者同士が衝突することで物語が生まれる。だからメインの2人だけでなく、登場人物全員に葛藤や成長を与え、群像劇を目指しました」と工夫を明かした。

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2022年8月29日のニュース