DeNAドラ1度会ノーヒットで新人初快挙ならず 三浦監督「全てうまくいくわけもない、次の糧に」 

[ 2024年3月31日 17:41 ]

セ・リーグ   DeNA1―5広島 ( 2024年3月31日    横浜 )

<D・広>9回、空振り三振に倒れた度会(撮影・島崎忠彦)
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 DeNAは広島に逆転負けを喫し、2000年以来球団24年ぶりとなる開幕3連勝を逃した。開幕3試合連続本塁打が期待されたドラフト1位ルーキー度会は5打数無安打に終わり、新人史上初の快挙はならなかった。

 初回、宮崎の右翼線を破る適時二塁打で幸先よく先制したが、直後に同点とされると3回には先発・大貫が田中に勝ち越しソロを被弾。打線は3、4番の佐野と牧に快音が聞かれず、計10残塁と攻めきれなかった。開幕2戦で打率・625、2本塁打、5打点と“リーグ3冠王”の大活躍だった度会も5打数無安打2三振に終わった。

 8回1死一、二塁では3番手の上茶谷が4番・堂林が左前打を許すと、左翼の佐野が本塁へ悪送球。カバーに入ったオースティンも悪送球するなど守備のミスが出てこの回3点を失った。

 三浦監督は試合後、度会について「相手も攻め方を変えてくる。全てうまくいくわけもないから、次の糧にすればいい」とコメント。6回2失点の大貫については「悪くはなかった。何とか粘りの投球で踏ん張っていたと思う」と評価した。

 開幕カードを2勝1敗で終え、「毎回毎回打てればそれに越したことはないが…勝ち越したのは良しとしなければ」と前を向いた指揮官。4月2日からは京セラドーム大阪で阪神との3連戦で臨むが、「またしっかり立て直してやっていきます」と話した。

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