ロッテ、ソトで1勝　DeNAから来た新助っ人が全3打点「真ん中から外の球」待って内角反応

パ・リーグ   ロッテ3―0日本ハム （ 2024年3月30日    ZOZOマリン ）

＜ロ・日＞4回、ソトは先制の2点適時二塁打を放つ（撮影・沢田　明徳）
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　ロッテに新加入のソトが全3得点を叩き出し、チームを今季初勝利に導いた。4回無死一、三塁で先制の中越え2点二塁打を放ち、DeNAから移籍後初安打、初打点をマーク。さらに6回には無死二、三塁から左犠飛で貴重な追加点を挙げた。

　「チームの勝ちに貢献できて満足しているよ」と笑顔を見せた。

　前日は4打数無安打2三振。この日も加藤貴の低めの変化球に苦しめられながら、打点を挙げた2打席はいずれもやや内寄りに入った直球を仕留め「僕の中で良い打席というのは、真ん中から外の球を待ちつつ、内角の厳しい球にも反応できること」と胸を張った。

　昨季は長打力、得点力不足に泣いた。この日は荻野、藤岡の1、2番コンビが築いた好機を確実に得点に結び付け、4安打で勝利。吉井監督は「ああいう場面で長打を打ってくれると少ないヒットでも点が入る」とうなずき、「山口、安田…若い長距離砲と思われている選手が打ってくれれば」と若手の奮起にも期待した。（大内　辰祐）