巨人・中川が痛恨の3ラン被弾で敗戦投手に 防御率16.20 阿部監督は「打たれるときはある」とかばう

[ 2024年3月31日 17:45 ]

セ・リーグ   巨人0―5阪神 ( 2024年3月31日    東京D )

<巨・神>8回、中川は森下に3ランを浴びる (撮影・西川祐介)
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 巨人の9年目左腕・中川皓太投手(30)が開幕3戦目となった31日の阪神戦(東京D)で痛恨の決勝3ランを被弾。今季チーム初の敗戦投手となった。

 中川は0―0のまま迎えた8回、3番手として登板。1死から代打・小野寺と近本に連打されて1死一、二塁のピンチを招き、中野の二ゴロが併殺崩れで2死一、三塁となった。

 ここで打席に入ったのが開幕からここまで無安打の3番・森下。その初球、中川が投じた外角シュートを左中間スタンドに叩き込まれた。

 打たれた瞬間、中川は“あっ!”と口が動き、悔しそうな表情を浮かべて打球を振り返ったが、巨人にとっては開幕3戦26イニング目にして今季初失点。

 中川は無失点で今季初ホールドをマークした29日の開幕戦に続くマウンドだったが、まさかの救援失敗となり、被弾直後に降板。マウンドに来た阿部慎之助監督(45)に肩を叩かれてベンチに戻った際には唇をぎゅっと真一文字に結んでショックの色を隠せなかったが、今季防御率は16.20となり、敗戦投手となった。

 試合後、阿部監督は「打たれるときはある」と中川をかばいつつ「それをしっかり反省と対策をしてくれって今言ってきたんだけど。リーグ戦なんだから」と話していた。

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