【山本由伸と一問一答】落ち着くために「日本で登板してきた時と本当にこう同じことをやろうと」

[ 2024年3月31日 15:17 ]

ナ・リーグ   ドジャース5―6カージナルス ( 2024年3月30日    ロサンゼルス )

ドジャース・山本由伸(AP)
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 ドジャースの山本由伸投手(25)が30日(日本時間31日)、本拠でのカージナルス戦で米本土&本拠地初先発。初回を3者連続三振で立ち上がるなど5回2安打無失点の好投を見せ、勝ち投手の権利を持って降板したが、救援陣はリードを守れず、山本の勝ち星は“消滅”、勝敗はつかずにメジャー初勝利はならなかった。ド軍は延長戦の末に5―6で敗れ、「2番・DH」で先発出場した大谷翔平投手(29)は5打数1安打、1四球だった。

 山本の試合後の主な一問一答は以下の通り。

 ーーきょうの投球はどうだった?

 「前回はすごい悪いピッチングだったので、そこからしっかり落ち着いて立て直せたのと、いい感覚は徐々に出てきていたので自信を持ってきょうのマウンドに上がりました」

 ーードジャースタジアムはどうだった?

 「歓声も凄いですし、気持ちよく投げられました」

 ーー前回と比べてアジャストしなければいけなかったところは?

 「そんなに大きく変えたところはないんですが、より落ち着いて自分の投球ができたと思います」

 ーー韓国から戻っての調整はどうだった?

 「時差ぼけだったりを直すのを第一に。しっかり睡眠をとって、練習内容はいつも同じできたのできょうの投球につながったと思います」

 ーーきょうの投球で安心したか?

 「そうですね。若干(安心)できることもありましたし、次はもっともっといい投球ができるように、また引き続き練習していきたいと思います」

 ーーきょうの試合に勝つことに対しての思いは?

 「もちろん毎試合同じ気持ちで。勝つためにやってます」

 ーー中断については?

「思ったより中断が長くなかったので裏で準備し直してマウンドに上がりました」

 ーー監督に志願したのか?

 「いや、そういうのは一切なく、もし(中断が)長引いたら交代になっていたと思う」

 ーー寒さや雨は気になったか?

 「そんなに気になるほどではなかったです」

 ーードジャースタジアム初登板、朝起きた時の心境は?

 「このドジャースタジアムで初登板できたっていうのはすごくうれしく思いますし、朝は本当にいつも通りの気持ちで過ごしていました」

 ーー落ち着くためにしたことは?

 「いつも場所は違いますけど、日本で登板してきた時と本当にこう同じことをやろうと。本当にいいピッチングできる時の自分の気持ちとか。そういったところを再確認して、落ち着いていきました」

 ーー韓国ではそれができなかった?

 「いや、そういうわけではないんですけど、その辺はフォームの微調整だったり。そこができたので、きょういい結果になったと思います」

 ーー心の中に焦りはあったか?

 「少しずついい感覚が出てきたのもありましたし、どうしていくかは明確にあったので、変な焦りとか不安とかはそこまではなかったです。前回登板は失敗していたので、すごくきょうまで長かったです」

 ーー勝ち星が消えたことについて?

 「とにかくチームが勝つことが1番。逆転されましたけど、なんとか逆転できるように応援していました」

 ーーロッカーに飾られていたてるてる坊主について?

 「誰がやったか分からないです。(作った人を)見つけていないです。見て落ち着いた?それはないです(笑い)」

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