オリックス・エスピノーザをパドレス傘下で指導 教え子の来日初勝利に中垣巡回ヘッドコーチも感慨深げ

[ 2024年3月31日 05:00 ]

パ・リーグ   オリックス2ー0ソフトバンク ( 2024年3月30日    京セラD )

<オ・ソ>4回無死一塁、山川を併殺に打ち取り雄叫びを上げるオリックス・エスピノーザ(撮影・後藤 正志)
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 <記者フリートーク オリックス担当・阪井日向>

 付き合いの長い教え子の来日初勝利に、中垣巡回ヘッドコーチも「若い時から知っていて、彼がいろいろ苦労してここまできているのも分かっているので」と目を細めていた。

 17、18年にエスピノーザをパドレス傘下で指導。2度目の右肘手術を受けたのが17年7月で「投げる時の下半身の使い方など、話はずっとしてきたけど、実際に試合で投げる中で修正しながらということを、どこまでやれたかというと、非常に限られたものだった」と振り返る。今春のキャンプでは、当時話した内容との“答え合わせ”を進めた。

 コロナ禍も重なり、4年間実戦から遠ざかるなど遠回り。中垣コーチは、そんな右腕を「本当だったらメジャーの舞台でやることを望んでいたはずだけど、全くネガティブな様子を見せず、明るく前向きにやっている。チームみんながサポートしてあげて、本人がそれに応えたのが素晴らしかった」と称えた。

 新たな家族の一員を、これからもチーム全体でサポートしていく。

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