ロッテ佐々木朗希、今季初勝利ならず 9回に益田が痛恨の逆転許す MLB関係者も見守る中で好投も

[ 2024年3月31日 17:14 ]

パ・リーグ   ロッテ2―3日本ハム ( 2024年3月31日    ZOZOマリン )

<ロ・日>MLB関係者(右上)の前で投球する佐々木(撮影・木村 揚輔)
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 プロ5年目を迎えたロッテの佐々木朗希投手(22)が31日の日本ハム戦(ZOZOマリン)で2024年シーズン初先発し、5回を6安打1失点で、7三振を奪う好投を見せたが、今季初勝利はならなかった。

 1点リードの9回、守護神・益田がマウンドに上がったが、1死からレイエスに四球を与え、代走に五十幡が送られた。続く田宮の打球は右中間へ。この打球に対し、中堅手の和田と右翼の山口が交錯するような形で捕球できず(記録は三塁打)で同点。この時点で佐々木朗の初勝利は消えた。益田はさらに続く水野に右前打され、逆転を許した。打線も9回裏の反撃はならず、3連戦は負け越しとなった。

 佐々木朗は3回1死満塁のピンチを招いたが、万波を157キロ直球で空振り三振に打ち取ると、さらにマルティネスもフルカウントからこの日最速の159キロ直球で遊飛に仕留めた。ピンチでギアを上げ、力でねじ伏せた。

 5回に無死一、三塁のピンチではスティーブンソンをフォークボールで二ゴロ併殺に仕留め、最少失点に食い止めた。5回を投げ終え、95球となったところで、救援投手へバトンをつなぎ、6回以降は、沢田、西村、沢村が無失点に抑えたが、守護神がつかまった。

 この試合はネット裏にMLB関係者の姿もあった。世界が注目する中で初勝利は得られず。佐々木朗は「最低限の仕事はできたと思いますが、まだまだ良くなる改善点があるので次の登板に活かしたいです」と広報を通じてコメントした。

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