DeNAドラ1度会、新人初の開幕3戦連発ならず5打数無安打 チームは24年ぶり開幕3連勝逃す

[ 2024年3月31日 17:01 ]

セ・リーグ   DeNA1―5広島 ( 2024年3月31日    横浜 )

<D・広>7回、遊ゴロに倒れた度会(撮影・島崎忠彦)
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 DeNAは広島に逆転負けを喫し、2000年以来球団24年ぶりとなる開幕3連勝を逃した。開幕3試合連続本塁打が期待されたドラフト1位ルーキー度会は5打数無安打で、新人史上初の快挙はならなかった。

 初回、「1番・右翼」で先発出場した度会は空振り三振に倒れたが、続くオースティンの左二塁打と4番・牧の死球で2死一、三塁とし、宮崎の右翼線を破る適時二塁打で先制に成功。しかしその後は先発アドゥワを打ちあぐね、広島の継投の前に2回以降は4安打のみ。6回には2死から伊藤と石上の連打で一、二塁の同点機を築いたが、代打の22年ドラフト1位・松尾は一邪飛と悔しい1軍デビューとなった。

 度会は初回は空振り三振、2回は中飛、5回はアドゥワの高め直球に中飛。7回は3番手・矢崎のフォークに遊ゴロ、9回は栗林の厳しい攻めに空振り三振に終わった。29日はプロ1号となる同点3ラン、30日には初回顔面付近に死球を受けながらも4回に右越え2号2ランを放ち、セ・リーグ新人では史上初めて開幕2戦連発の快挙を達成。2試合で打率・625、2本塁打、5打点と“リーグ3冠王”の大活躍だったが、この日は快音が聞かれなかった。

 先発の大貫は1―0の2回に内野ゴロの間に同点とされると、3回には1死から2番・田中に初球の直球を右翼ポール際に運ばれ、勝ち越しソロ本塁打を被弾。6回4安打2失点と試合をつくったが打線の援護がなかった。8回には3番手・上茶谷が味方の悪送球も絡んで3点を失った。

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