Rソックス吉田　奥村組新CM発表会に出席　能登半島地震の際は故郷福井に帰省「恐怖あった。少しでも…」

奥村組の“入団記者会見＆新CM発表会”に出席した吉田（撮影・柳原　直之）
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　レッドソックスの吉田正尚外野手（30）が26日、都内で大手建設会社「奥村組」の“入団記者会見＆新CM発表会”に出席した。

　自身初のCM出演。建設現場を訪れた様子がドキュメンタリータッチで描かれ、ナレーションも担当し「意外にスムーズにいった。ナレーションは（撮り直しを）何回かしましたけど、良かった。会社のイメージを含めながら真摯（しんし）に取り組めたと思うので、点数は分からないですけど合格点」と振り返った。

　年末年始で故郷の福井県の実家に帰省した際には、能登半島地震で被災。「親戚と昼に食事して、解散して休もうかなと思った時に揺れがありました。恐怖はありました。（家具が）倒れた」と回顧。今後の被災地支援に関しては「少しでも力になれたら」と明かし「精一杯プレーをして何かを感じてもらえれば。僕は必死に野球に向かっていければ」と語った。

　直近では沖縄県内でロッテ・藤原らと合同トレーニングを積み、前日に打ち上げたばかり。「継続的にやってきたことの段階をあげている。落ちることなく一歩ずついけている」と手応え十分。メジャー1年目の昨季はリーグ5位の打率・289、15本塁打、72打点と存在感を発揮。メジャー2年目へ向け「勝負の1年。頑張ろうという気持ち」と気持ちを新たにしていた。