【センバツ】近畿6枠は和歌山の耐久が初選出 大阪桐蔭、京都外大西、京都国際、報徳学園、近江

[ 2024年1月26日 15:58 ]

<センバツ出場校発表・耐久>春夏通じて初の甲子園出場が決まり、歓喜の耐久ナイン(撮影・北條 貴史)
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 第96回選抜高校野球大会(3月18日から13日間、甲子園)の出場校を決める選考委員会が26日、大阪市内で開かれ、晴れの32校が決まった。 耐久高校の動画はこちらから

 今大会から出場枠が04年以来20年ぶりに変更。全体枠は32のまま、東北、東海を1枠増の3校とし、21世紀枠を1枠減の2校とした。また、中国、四国で2校ずつを選んだ上で中四国に割り振られていた1枠をなくした。

 一般選考の発表が始まり、近畿6枠は大阪桐蔭(大阪)5年連続15度目、京都外大西(京都)が18年ぶり7度目、京都国際(京都)3年ぶり2度目、耐久(和歌山)が初出場、報徳学園(兵庫)2年連続23度目、
近江(滋賀)が2年ぶり7度目の選出となった。

 優勝候補の大阪桐蔭は昨秋、守備力に課題を残したものの長距離砲・ラマル・ギービン・ラタナヤケ(2年)、最速154キロ右腕・平嶋桂知(2年)ら大会No.1の戦力を備える。投手の注目は最速150キロを超えるスーパー1年生・森陽樹。宮崎県延岡市出身で、中学時代も軟式で140キロを出すなど鳴り物入りで大阪桐蔭に進んだ。1メートル89の長身で、高校時代のロッテ・佐々木朗希のように規格外のフレームは成長途中。投手層が厚いゆえ、酷使されることがない強豪校の強みを生かし、昨秋大阪府大会は1イニングのみの登板だった。近畿大会も初戦の高田商戦、準々決勝の報徳学園戦は救援だったが、それでも自己最速を更新する151キロを計測した。決勝の京都外大西戦は先発。7回3安打9奪三振で無失点に抑えて優勝に貢献した。

 今大会から低反発の新基準金属バットが導入となり本塁打数の減少が予想される。投手の攻め方、打撃スタイル、守備位置など各校の「新基準対策」に注目が集まる。

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