トヨタ自動車・佐竹功年投手が今季限りでの現役引退を表明　社会人野球界のレジェンド　都市対抗を最後に

トヨタ自動車・佐竹（撮影・北條　貴史）

　社会人野球・トヨタ自動車の佐竹功年投手（40）が26日、YouTubeチャンネル「トヨタイムズ」で今季限りでの現役引退を表明した。

　「今年の都市対抗をもちまして、現役引退することになりました。最後の雄姿を東京ドームに見に来てください」

　今夏の都市対抗野球大会を最後に、ユニホームを脱ぐ決意を明かした。土庄（香川）、早大を経てトヨタ自動車に入社し、今季が19年目。都市対抗で初優勝を飾った16年にはMVPに相当する橋戸賞を獲得したのをはじめ、2度の都市対抗優勝、6度の日本選手権優勝に貢献し、長年にわたりエースとしてチームを支えてきた。

　また、中国・杭州で開催された昨秋のアジア大会でも侍ジャパン社会人代表に選出されるなど、社会人野球界のレジェンドとしても活躍。150キロ超えの直球とチェンジアップを武器に、第一線に立ち続けた。